盗聴器が新たなストーカーを呼び寄せる?
一つ注意しておきたいのが、引越しなどで新たな住居に移ってきた場合、既にその場所に盗聴器が仕掛けられているケースです。
- 「前の住人が防犯目的に設置していた」
- 「前に住人が盗聴されていた」
など、盗聴器をそのまま残して、引っ越してしまうケースも多く聞かれます。
その場合には、新たな住人が知らない間にプライバシーを垂れ流している事になり、一部の「盗聴マニア」が部屋から出ている盗聴波を探し当てて 群がってくる事も考えられます。
「毎日、入れ代わり立ち立ち代り、あなたの部屋から出ている盗聴電波を聞きに来ている…」なんて想像したら悲鳴を上げたくなりますよね??
また、その中から貴方に興味を持つ者が出てきても何ら不思議ではありませんよね?
「盗聴を放置している」⇒「新たなストーカーを生み出す」
ということにも繋がりかねません。
また、その逆も考えられます。
少しハードルが高いかもしれませんが
「ストーカーが貴方のプライベートを知りたくなり、盗聴器を仕掛ける」
なんて事も考えられなくはありません。
あなたの在宅を確認するだけの目的なら、わざわざリスクを冒して室内に設置する必要もなく、玄関周辺に設置しておけば、あなたの部屋の出入りぐらいは確認できます。
盗聴器と同じように「ピッキング」の道具もおもちゃのように自然に販売されており、特に規制もなく、誰にでも簡単に手に入れる事ができます。
以前問題になった「数秒で開いてします鍵」ならピッキング説明書を読めば、誰にでも鍵を開ける事が可能です。
あなたの部屋に入り、何も盗まず盗聴器だけ取り付けて、何食わぬ顔で出て行く事もありえるという事です。
最近、鍵の回りが悪いような場合には少し気を付けた方がいいかもしれません。